UUIDとは
UUIDとは、Universally Unique Identifierの略で、ソフトウェア上でオブジェクトを一意に識別するための識別子です。
UUIDのフォーマットは、「XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX」となります。
「X」の部分には16進数の文字列が入るようになります。
UUIDの衝突リスク
一意に識別できるIDとしてUUIDを使用されることが多いが、UUIDは衝突する確率が0と言うわけではありません。
確立としましては、UUID(ver.4) は122ビットの乱数なので生成したUUIDが既存のものにぶつかるまでの回数の期待値は約230京回となります。
JavaでのUUIDの生成
UUIDにはバージョン1からバージョン5まであるのですが、今回説明するUUIDは疑似乱数を用いてUUIDを生成するバージョン4の生成方法を説明します。
JavaでUUIDを生成するためには、UUIDクラスのrandomUUIDメソッドを使用して生成を行います。※今回使用するUUIDクラスのパッケージは、java.util.UUIDになっています。
JavaでのUUIDの生成方法
randomUUIDメソッドで取得したUUIDオブジェクトをtoStringを行うことで生成を行えます。
使用例
String uuid = UUID.randomUUID().toString();
System.out.println(uuid);
処理結果
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まとめ
素早く一意のコードを生成する際に使用する事があり、大規模なシステムでIDの割振りを行う場合に利用することがあるので、ふ~んこんなのもあるんだ!って覚えていてください!
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