【Java入門】環境構築 Javaインストール編

入門

Javaとは

Javaとは、1995年にアメリカのサン・マイクロシステム社によって発表されたプログラミング言語です。2010年1月にサン・マイクロシステム社がオラクルに買収されたので、現在はオラクル社からJavaが提供されています。

Javaは、Java Virtual Machine(JVM)というプログラムが実行される環境において、Javanoプログラムを実行環境の機械のに合った命令に翻訳してくれる役割を持っているため、どんな環境でも実行できると言う性質を持っています。

Javaのインストール方法

Javaをインストールするには、JDKと言うソフトウェアのパッケージをインストールすることにより、Javaをインストールすることが出来ます。

JDKとは

JDKとは、Java Development Kitの略で、Javaで開発を行うのに必要なソフトウェアを一つにまとめたパッケージのことを指します。
Javaをコンパイルするjavacやソースコードのコメントから自動でドキュメントを生成するjavadocなどが含まています。

JDKの種類

OracleJDK

Download the Latest Java LTS Free
Subscribe to Java SE and get the most comprehensive Java support available, with 24/7 global access to the experts.

Oracle社が提供するJDKになります。
2018年に一度商用利用の有償化が発表されたのですが、2021年9月にjava17から再び無償で提供されるようになりました。

OpenJDK

JDK Builds from Oracle

完全オープンソースのJDKになっています。

Amazon Corretto

Amazon Corretto(本番環境に対応したOpenJDKディストリビューション)| AWS
Amazon Corretto は、マルチプラットフォームで本番環境に対応した、無料の Open Java Development Kit (OpenJDK) ディストリビューションです。Corretto は無料の長期サポートを用意しています。Amazon は、社内において何千もの本番サービスで Corretto を実...

マルチプラットフォームで本番環境に対応した、無料の Open Java Development Kit (OpenJDK) ディストリビューションです。

JDKのインストール方法

WindowsでOracleJDKのインストール方法

OracleJDKのインストーラダウンロード

オラクルが提供する下記URLからインストーラをダウンロードします。

Download the Latest Java LTS Free
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今回は現在提供されている最新のJava19をダウンロードするので、
下記ページの「x64 MSI Installer」をダウンロード行います。

OracleJDKのダウンロード画面

OracleJDKインストール

ダウンロードされた「jdk-19_windows-x64_bin.msi」を起動し、
表示された下記インストーラの画面にてNextボタンを押下する。

OracleJDKのインストール画面その1

下記インストーラ画面では、Javaをインストールするフォルダを指定します。
今回はデフォルトのディレクトリにインストールするのですが、
指定したい場合は「Change…」ボタンを押下し、インストールするディレクトリを指定してください。
指定した後は、「Next」ボタンをを押下してください。

OracleJDKのインストール画面その2

インストールが完了すると下記画面が表示されるので、
「Close」ボタンを押下してウィンドウを閉じるとインストール完了です。

OracleJDKのインストール画面その3

OracleJDKのインストール確認

Windows の場合は、コマンドプロンプトを起動し下記コマンドを実行してみてください。

java -version

実行すると下記のようなインストールが出来たJavaのバージョン情報が出るかと思います。
今回は、バージョン19.0.1をインストールしたので、19.0.1のバージョン情報が出力されます。

java version "19.0.1" 2022-10-18
Java(TM) SE Runtime Environment (build 19.0.1+10-21)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 19.0.1+10-21, mixed mode, sharing)

Javaをコマンドプロンプトで実行方法

Javaをコマンドプロンプトでコンパイル

下記コマンドにてJavaファイルをコンパイルします。
実行後Javaファイルがコンパイルされ「.class」ファイルが作成されます。

javac コンパイル対象のJavaファイル

Javaをコマンドプロンプトで実行

下記コマンドにてコンパイル済みのクラス名を指定して実行します。

java クラス名

Javaのコマンドプロンプトを実行する一例

下記コマンドにて、Javaを実行します。
コマンドにて やっている事はルートディレクトリに「java」ディレクトリを作成し、
「java」ディレクトリに移動後、「Hello world!」と出力されるプログラムを記載したMain.javaファイルを作成します。
Main.javaをコンパイル後、Mainクラスを実行すると言うコマンドになっています。

cd \
mkdir java
cd java
echo public class Main {public static void main(String[] args) {System.out.println("Hello world!");} } > Main.java
javac Main.java
java Main

Javaのコマンドプロンプトでの実行結果

上記にて記載したコマンドを実行した結果下記のように、「Hello world!」と表示されると実行完了です。

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